水城せとな

映画化漫画『俎上の鯉は二度跳ねる』あらすじネタバレ・感想【感動の結末‼】

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2020年公開大倉忠義さん、成田凌さん主演、行定勲監督の映画は、

 

水城せとなさんの漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』と『俎上の鯉は二度跳ねる』を編集したものになるようです。

 

『俎上の鯉は二度跳ねる』『窮鼠はチーズの夢を見る』続編にあたります。

 

『俎上の鯉は二度跳ねる』遂にクライマックス‼

 

 

 

 

 

『俎上の鯉は二度跳ねる』あらすじ・ネタバレ

 

 

「別れるよ」

 

今ヶ瀬が「彼女と別れてください」と訴えると、

 

恭一は「別れる」と答えた。

 

「いつ?」

 

「明日、…もう今日か」

 

意外なほど、恭一の答えはあっさりとしたものだった。

 

以前、たまきに「前の人に会えたらどうしますか?」と聞かれて

 

「会いたくない」と答えた恭一。

 

たまきは「揺れちゃうからですか」と言ったが、恭一はもう一度、今ヶ瀬に会ってしまったら、

 

自分が“落ちる”と確信していた。

 

周りの者すべてを不幸にしても、全てを失っても、恭一はこの恋に落ちてしまうだろうと確信していた。

 

「絆が欲しい」

 

たまきに会いに行く支度をする恭一を見て、今ヶ瀬は

 

「頭を冷やしてくださいよ」と言った。

 

将来を考えた女でしょ――と。

 

恭一は、別れと言ったり、別れるなと言ったりする今ヶ瀬に

 

「お前は俺に何を望んでいるんだ?」と聞いた。

 

「安心して、穏やかに暮らせる未来か?それとも、刹那的な目先の快楽か?」

 

今ヶ瀬は「両方――…」

 

「…なくてもいい…」

 

「あなたとのきずなが欲しい」

 

今ヶ瀬は、恭一のことを幸せにできないと言い、それに対して恭一は、

 

「自分の幸せは、自分で決める」と答え、出かけていく。

 

外に出ると、今にも雪が降りだしそうな寒さに、傘を取りに戻ると、

 

玄関のドアを開けてすぐの所に、放心したように、今ヶ瀬が立っていて驚いて飛び上がる!

 

「キスもしないで、出て行ったから、もうだめだと思って」

 

「絶対、席に着いたらだめですよ」と念を押す。

 

恭一が、たまきに粘られたら、絶対に突き離せないから――と。

 

今ヶ瀬はキスすると、「もう少し、いてください」と恭一にしがみつき、

 

「胃が痛くて、死にそう…‼」

 

恭一も「俺もだよ」ともう一度、キスを交わした。

 

恋愛の業

 

恭一はたまきの入院している病院に向かうタクシーの中で、さっき、今ヶ瀬に質問したことを考えていた。

 

「安心して暮らせる未来か、刹那的な快楽か」

 

今ヶ瀬がどちらかを答えたら、今ヶ瀬とは終わらせるつもりだった。

 

それは、どちらも恭一は無理なことだったからだ。

 

けれども、「今ヶ瀬との絆」だったら、与えてやれると思った。

 

そして、恭一自身もそれを欲していた。

 

しかし、未だに恭一は葛藤し、迷っていた。

 

「こんな関係、一生続かない」「たまきとは別れる必要ないのでは?」

 

「保険の受取をどうするんだ?」「地に足を付けて考えろ!」「たまきを手放してはだめだ!」

 

恭一が出した答えは

 

「今ヶ瀬を、どうしても手放せない――‼」

 

自分でもなぜなのか、分からなかった‼

 

けれども、その想いから逃れるこてゃできず、

 

押し潰されそうな胸の痛みを抱えて、恭一は

 

恋愛は業だと感じていた――‼

 

たまきに別れを告げる恭一

 

恭一がたまきの病室を訪れると、たまきは笑顔で恭一を迎え、

 

「さっきまでお母さんが来ていたんですよ」と、会ってもらうタイミングがずれたことを残念がった。

 

恭一は絞り出すように言った。

 

「…ごめん…君とは別れる」

 

たまきは、そういう話を、立ち話で済ませないで

 

「ちゃんと、私の目を見てください」「座ってください」と言った。

 

恭一は、たまきの前の椅子に座った。

 

その頃、今ヶ瀬は不安を打ち消そうとするかのように、

 

わざと明るく歌を歌いながら、恭一のマンションのシンクを磨き上げていた。

 

時計は既に、3時を回っている。

 

部屋に響く時計の音が今ヶ瀬を追い詰める。

 

耐えきれなくなって、今ヶ瀬は呟いた。

 

「…無理だよ…」

 

追い詰められた二人は、この後、何をどう選択するのか――…、ぜひ、本編を読んでください\(^o^)/

 

 

『俎上の鯉は二度跳ねる』ネタバレ・感想

 

かなり、濃いBL漫画でした‼(━_━)ゝウーム

 

登場人物の心理が揺れる揺れる(;°Д。)ぐるぐる。。。

 

今ヶ瀬は最後まで「別れて」と言って「何んで別れてきたんだ」と言うし、恭一もたまきの前で揺れてしまう。

 

けれどもさすがに最後の最後で、腹をくくりましたね!(゚∇^d) グッ!!

 

今ヶ瀬が、不幸を呼んでしまう体質というか、

 

恭一を待っている間に、耐えきれなくなって、「きっと、恭一は別れられない」と決めつけてしまって部屋を出てしまう。

 

ちゃんと別れて帰ってくるかもしれないのに、悪い方に悪い方に、物事を先読みしてしまう、

 

こういう悲観的な人って、現実にもいますねぇ…。(-。-;)

 

まとめ

 

さて、2020年公開の実写化では、どのように表現されるのか?とっても興味があります!ワクo(ミ゚ロ゚ミo )( oミ゚ロ゚ミ)oワク

 

濃厚なラブシーンはどの辺まで?((o(б_б;)o))ドキドキ

 

長セリフの言葉のドッチボールは、どういかされるのか?((o(゙ε゙)o))ウズウズ

 

一番の願いは、“原作に忠実”であって欲しい(-m-)” パンパン

 

――少なくとも、キャラだけは変えないで~(;人;) オ・ネ・ガ・イo(;△;)o(←悲鳴)

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